コラム

2022/09/08

5つのオンラインイベントのメリットとは?注意点も解説

新型コロナウイルスの流行をきっかけに、オンラインイベント(ライブ配信)や、ウェビナーが身近になりました。最近では、オンラインとオフラインを併用してイベントやセミナーを開催する場合もあるでしょう。そのようなイベントは「ハイブリッドイベント」と呼ばれます。

オンラインを用いて気軽に開催・参加ができるイベントが増えていますが、それらにはどのようなメリットがあるでしょうか。今回はオンラインイベント(ライブ配信)のメリットやデメリット、オンラインイベントについてのアンケート結果についてご紹介します。

オンラインイベント(ライブ配信)のメリット

オンラインイベント(ライブ配信)を開催するメリットの1つは、オフラインイベントに比べてコストカットが期待できる点にあります。ここでは5つのメリットを挙げていきます。

コストカット

ライブ配信イベントは、オフラインイベントに比べて大幅なコストカットが期待できます。オフライン開催のイベントは規模にもよりますが、会場費用だけで数万〜数十万円程度かかる場合もあります。会場費用だけでなく、会場が広ければ広いほど運営スタッフの人数も必要。機材や備品類の用意も合わせると、それなりの予算が必要です。

一方でオンラインイベントでは、主催者や参加者は、オフィスや自宅から参加することになり、会場を押さえる必要がありません。それだけで大幅なコストカットができると言えます。オンラインイベントを配信する会場を借りる場合にも、小さな会場からたくさんのオンライン参加者に発信ができ、コストパフォーマンスが高い開催手法でしょう。

どこからでも参加できる

ライブ配信イベントのメリットは、ネット環境があればどこからでも参加ができる点にもあります。イベントの参加者だけでなく出演者も、どこからでも参加が可能です。多忙な方や遠方に住む方をゲストに呼びたい場合も、オンラインであれば可能性が広がります。日本国内のみならず海外からのイベント参加も気軽になり、参加者層の拡大や集客数の増加にもつながるでしょう。

オフラインとは異なり、参加者個人からの意見が発言されやすい

イベントで参加者の意見を聞いたり質問を受け付けたりしたい場合も、ライブ配信イベントが効果的です。広いオフライン会場ではなかなか手をあげづらい、意見を言いづらいということもあるでしょう。オンラインであればフラットに意見を言うことができます。例えばZoomのチャット機能や、Q&A機能など、テキストを活用することで、参加者は手を挙げることなく気軽に意見や質問を伝えられます。

データ収集がしやすい

オンラインイベントは、オンライン配信ツールを通して参加者の入退出の記録や、アンケートデータの収集がしやすいこともメリット。オフラインのイベントでは、アンケート用紙を配布し回収するという手間が発生しますが、オンラインイベントではアンケートURLを参加者に送り回答をしてもらうことができます。データ回収が楽になり、参加者も楽に回答ができるでしょう。

オンラインイベントは、どのくらいチャットが打ち込まれたか、どのタイミングで参加者が入室/退出したのかなど記録が残るのが特徴。そのため「イベントのどこに興味を持ってもらえたか」というような分析をすることもでき、今後のイベント開催の参考にすることができます。

動画として残して半永久的に届けることができる

オンラインのイベントは動画で残しておきやすいのもメリット。日程が合わず参加できなかった人に向けて後日動画を発信することで、より多くの人に発信することができます。

オンラインイベント(ライブ配信)のデメリット

オンラインイベントにはデメリットもあります。専門業者に依頼したり、事前に対策をしたりすることで、デメリットを最小限に抑えることができるでしょう。ここからはオンラインイベントのデメリット、注意点を解説します。

一体感に欠ける

デメリットの1つは、オンラインイベントはオフラインイベントに比べて一体感に欠ける場合があること。特に、講演者から一方向の発信になると、参加者の集中力が保たれないことがあります。オンラインイベントを開催する場合は、双方向のコミュニケーションを意識的に取り入れる工夫が必要でしょう。

オンラインの操作に慣れていない人も

昨今オンラインイベントが増えてきたものの、オンラインの操作に慣れていない講演者や参加者がいる可能性もあります。操作に慣れていない参加者の満足度が下がってしまったり、不慣れな操作をフォローする体制が必要になることなどは、オンラインイベントならではのデメリットでしょう。

オンラインベントについてのアンケート結果



オンラインイベントに参加する人の動機にはさまざまなものがあります。オンラインイベントやウェビナーに参加経験のある人を対象に、オンラインイベントやウェビナーのメリット/デメリットについて調査(20代〜60代の男女141人の回答を集計)したところ「自宅や職場など、どこからでも参加ができる」「質問がしやすい」「遠方からも参加ができる」などがメリットとして回答されました。

ハイブリッドイベントのメリット

昨今では、オンラインとオフラインを併用したイベント開催もあります(以下、ハイブリッドイベント)。ハイブリッドイベントは、従来オンラインイベントが抱えてきた課題を解決することができ、いわばオンラインとオフラインの「いいとこ取り」。ここからは、ハイブリッドイベントについてご紹介します。

ハイブリッドイベントとは?/開催メリット

ハイブリッドイベントとは例えば、オフラインの会場に講演者と参加者が集い、加えてオンラインの参加者も発生するようなイベントです。場合によっては講演者が複数名おり、オフライン参加の講演者、オンライン参加の講演者が発生する場合もあるでしょう。

完全オンラインのイベントは一体感に欠けるという課題がありましたが、ハイブリッドイベントの場合、リアル会場での場作りが可能。オンラインイベントは、講演者側から参加者の表情などを含めた「反応が分かりづらい」という課題もありましたが、オフライン参加も併用することで「反応がダイレクトに分かるイベント」にすることができます。集客数や遠方の人も参加できるなどの「オンラインの良さ」も合わせながら実施できるのがハイブリッドイベントのメリットです。

ハイブリッドイベントの運営は難しい?

ハイブリッドイベントの運営は、完全オンラインのイベントや、完全オフラインのイベントに比べて、複雑になる場合が多いです。ハイブリッドイベントの場合例えば、質問をオンラインからもオフラインからも受け付けるとなると「どのようにして質問を受け付けるのか」「質問への回答はどのように発信するのか」など、対応を事前に考えなくてはならない場合が多いでしょう。

音声についても、オンライン上の音をオフライン会場に流す、逆にオフライン会場の音をオンライン上に流すなどの対応が発生し、専門的な知識や機材が必要になります。音声については特に「ハウリング」といって、会場に「キーン」「ボーン」などの騒音が発生してしまうトラブルが起きやすくなります。ハイブリッドイベントは特に、専門業者に依頼すべきイベント形態です。

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