
コラム
2022/09/08
自前でできるライブ配信と専門業者に依頼するべきライブ配信
昨今ではライブ配信の実施を専門業者に頼らず自前で行う場合もあるでしょう。オンラインイベントが一般化してきたことで、自前で配信のノウハウや、機材知識を蓄積している企業もあります。一方で「失敗できないイベント」や「開催頻度の少ないイベント」など専門業者に依頼すべきライブ配信もあります。今回は、自前でできるライブ配信や自前で実施する場合にあると良い機材、専門業者に依頼すべきライブ配信について解説します。
自前でできるライブ配信
ライブ配信の中でも、社内向けのセミナーや部門会議、社内制度等の情報共有などは自社スタッフだけで実施しやすいイベントです。多少失敗しても影響範囲が少ないため、自前でライブ配信をしても問題ないと考えることができます。
また会社説明会やお客様に向けた販売促進イベントなども、自社スタッフだけで対応できる場合もあるでしょう。
自前で実施する際にあると良いもの
自前でオンラインイベント(ライブ配信)を行う場合、PCやインターネット環境のほかに用意すると良いものがあります。イベントのクオリティや自由度を少しでも高めたい場合は、以下のような機材を使うことを検討すると良いでしょう。
カメラ
ライブ配信中の映像を少しでも工夫したい場合は、PCにUSB接続をして使える「Webカメラ」がおすすめです。PC内蔵のカメラの場合、カメラの位置は固定されてしまいますが、外付け可能なWebカメラの場合、カメラの位置を調整することができます。また、高画質なWebカメラを使うことで画質を良くしたり、写したいモノをより広画角で捉えることができたりします。1〜2万円程度で購入可能なため、比較的導入しやすい機材と言えます。
マイク
PCにUSB接続できるマイクもあります。複雑な配線などは必要ないため、気軽に導入できる機材と言えます。音の調整をするにはオーディオインターフェイスが必要ですが、講演者の声を拾いたいだけの場合は、USB接続マイクでも十分です。
音源再生プレイヤー
ライブ配信で音源を再生したい場合、MP3プレイヤーや、iTunesなどのPC内プレイヤーを用います。例えば講演者の声を届けるマイクと、BGMを流すMP3プレイヤーを用いる場合、音声ミキサーを通してPCに入力する方法がシンプルです。
オーディオインターフェイス
オーディオインターフェイスとは、PCに音を取り込んだり、PCから音を出したりするための機器です。アナログの音声信号をデジタル信号に変換したり、その逆を行ったりすることができます。オーディオインターフェイスを使用することで、マイクの音を高音質で入力したり、複数の音(マイクの音、BGMなど)を入力したりすることができます。
スイッチャー(映像や画像の切り替えを行う機材)
映像の切り替えをしたい場合、スイッチャーが必要なこともあります。どのような配信プラットフォームを用いるかによってスイッチャーの必要有無が変わってくるでしょう。Zoomを使う場合スイッチャーがなくとも映像や画面の切り替えが可能です。
専門業者に依頼すべきライブ配信
1〜2万円で購入できる機材も選択肢が多いため、自前でできる幅は広がっている一方、専門業者に依頼すべきライブ配信もあります。例えば「株主総会」など配信トラブルなどの失敗ができないイベント。また、オンラインとオフラインをハイブリッドで行うイベントも運営が複雑になりやすいため、専門業者に依頼すべきと言えます。
株主総会など、失敗できないもの
株主総会や年1回開催の全社イベントなどは、失敗ができないと考える企業が多いでしょう。開催頻度が少ないイベントの場合、社内に運営ノウハウが蓄積されておらず、トラブルにつながる恐れも。そういったイベントの場合は専門業者に依頼し、事前準備を入念に行うことでイベントの成功につながります。
ハイブリッド形式で実施したい
ハイブリッドイベントの場合、進行の仕方や音声の出し分けなどが複雑になりやすいです。オンライン完結のイベントや、オフライン完結のイベントとは異なり、オンラインとオフラインの橋渡しが必要になる点に注意が必要です。
社内リソースはあまり割けないが、クオリティは担保したい
イベントの準備や運営にあまりリソースをかけられない場合も、専門業者への依頼を検討すると良いでしょう。ライブ配信イベントを行うには、普段の業務プラスαの業務が発生します。慣れていない作業に予想以上の工数が割かれる場合もあります。また時間をかけて準備をしても、クオリティ面で課題が発生する場合もあります。社内リソースをかけずにクオリティを担保したい場合も、専門業者に依頼すると良いでしょう。
専門業者に依頼するメリット
ライブ配信専門業者に依頼する場合、工数削減や、クオリティ担保などのメリットがあります。ここでは4つのメリットをご紹介します。
工数削減/クオリティ担保
先述の通り、ライブ配信の準備や実際の運営は、慣れていないと予想以上の工数がかかります。慣れないスタッフが運営することで配信のクオリティ面でも不安が残る場合もあるでしょう。専門業者に任せることで工数削減やクオリティ担保が可能になります。
配信用機材を自社で用意する必要がない
ライブ配信を自社で行う場合、配信用機材を自社で用意する必要があります。一方で専門業者に依頼する場合は、専用機材を自社で購入する必要がありません。開催頻度の低いイベントであれば、自社でせっかく用意した機材を使う機会も少なくなってしまうため、
ノウハウを蓄積する必要がない
ライブ配信を自前で行う場合、スキルやノウハウを社内に蓄積する必要があります。もともと経験がある人でない限り、担当者が変わった場合の引継ぎも手間となるでしょう。
映像の質や音質など、イベントのクオリティにこだわることができる
専門業者に依頼することで、映像の質や音質にこだわることができます。スライド資料や映像、画像などの切り替えは簡単なように見えても、実際にやってみるとスムーズにできなかった経験はないでしょうか。映像のスムーズな切り替えをするためにも知識や技術が必要です。また、イベントの進行自体も専門業者に依頼することが可能です。ライブ配信の技術面や進行を専門業者に任せることで、イベントの内容自体に注力することができます。
失敗できないライブ配信はREIGETSUへ
以上、自前でできるライブ配信と専門業者に依頼すべきライブ配信についてお伝えしました。当社では講演会・就職説明会・株主総会など多様な配信を行っております。全国に拠点があるため、日本全域から配信が可能です。ぜひご相談ください。